今までの道のり的なもの9
いよいよ、回想編もあと2回です
どもども、ひでもこです!
前回、ついにレッドビーが水槽に入りました。
これから私のレッドビーライフが始まる……という事で毎日毎日、楽しみに水槽を見続ける日々が続く……と、思ってました。
……のですが、そうはうまくはいかなかった。
飼育を始めて2日。ちょっと買い物に出かけていて、帰ってきてから水槽内の異変に気が付きました。
パッと見てわかります。エビの抜け殻がたくさん水槽内に漂っていたのです。
エビが脱皮をする事自体は珍しい事ではありません。大きくなるために、妊娠するための体に変化するために、環境に適合するために、いろいろな要素があります。
ただ、今回は同時に何匹もが脱皮をしているとなると、ちょっと様子が違ってきます。脱皮する理由の最後、環境に適合するために、無理矢理脱皮したのではないか、と。
自分から計画的に?脱皮をしたのならまだしも、予定外の脱皮というのは体の準備がついていかず、体力を消耗して死んでしまう事もあるのだと。
そして、そもそも環境に適合できていないとなると、その環境自体で生息が不可能な状態であればどうにもならないと。
基本的に体力が回復するには時間がかかります。
その間、環境的にも何もなければ大丈夫でしょうが、人間と違って一度弱るとなかなか回復は難しい。
案の定、レッドビー達はエビ特有の動きである前足を使ってエサを探す動作(通称ツマツマ)をほとんどしていなくて、じっと身動きせずに縮こまっていました。
これは店員さんに聞きました。
エビが元気かどうかは、こうやって判断しろと。
- ちゃんとツマツマする動作はしているか?
- エサをあげたらちゃんと反応するか?(個体によってはのんびり屋もいるので、時間差で動き出すようなヤツもいる)
- 尻尾を丸めて窮屈そうな姿勢をとっていないか?
……はっきり言って、かなり良くない状態ではないか、と思いました。
レッドビーの抜け殻を元気に食べているのはミナミヌマエビとオトシンクルス。こいつらは元気だけど、レッドビーは耐えられない何かがあったというのか。
そもそもパイロットフィッシュだけあって、やっぱり丈夫なのかお前らは。
メダカを飼育する際に勉強したのですが、メダカ達が弱った場合は塩浴という方法があるのだと。弱ったメダカを塩を溶かした飼育水に単独で入れておくと、体力の回復が早いのだと。
ということで、焦った私はネットで情報を探しまくりました。
あれが悪いんじゃないか、実はこっちが原因じゃないのか。
そんな情報ばかり出てきますが、対処法としては祈るのみのようでした。
こんな状態に陥ってしまった以上、どうにもならない。後は1匹でも2匹でも、元気に泳ぎ出すヤツが出てくるのを待つしかない。
……。
……しかし、そんなに現実は甘くはありません。
私の祈りもむなしく、レッドビー達はそれから1日ごとに命を散らしていき、3日後には全滅してしまいました。
これは悲しく、悔しい。
決して高い個体ではありませんでしたが、そういう問題ではない。
つらい事実ではありますが、これもアクアリウムをする上では避けて通れない道でもあります。
死んでいったレッドビー達のためにも、これで挫折して終わりというわけにはいかないのです。
幸い、調べていくうちに悪かったかもしれない箇所がいくつも出てきました。こうなってからじゃないとわからない事だったかもしれませんが、やらかせば反省というものが出来ます。
後はその反省材料をしっかりといかせるか、そこにかかっているのでしょう。
ということで、今回の教訓。
レッドビーは全滅したが、飼育したいという気持ちはまだ死んじゃいない。
繰り返しになりますが、次回で回想編は最終回。
最後の最後に、また驚きの結末が待ってます!
ではでは!
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